ソルト（笑）でアラフォー - 唸って踊れる千三つ屋

アラフォー世代のプチ同窓会

先日、厨房の頃一緒に朝マックを嗜みスケボーで学校に通っていた幼馴染から連絡が入りちょっとした集まりがあった、集まりと言っても当日召集だったので3人しか集まってない。いいかげん30年来の付き合いなので気心も知れてれば性癖や好みの女性、性格も知りすぎてるので何も言わなくても相手が何を考えているかわかる位の友人達。開始時間も早かったのでＩＷＧＰに集合し、お茶を飲みながら近況を語り合う。

「近頃どうよ？」とお決まりの言葉から始まり「景気わりーなー」とか「○○と最近話した？」とか他愛もない会話を交わす、いい大人の集まりなので夕刻頃になると「ちょっとなんかつまむか」となり「どこ行く？」「うーんメイドってーのに行ってみたいんだけど」なんて流れでメイド居酒屋へ

従業員がメイドの格好している位で普通の居酒屋だから結局はお茶している時と同じような会話が続く、一通り話しが済むと「キャバいかね？」青年達の流れは10数年何ら変ってない。同窓会の2次会でキャバに幼馴染のジャニタレ連れて行って「こいつよく○○に似てるって言われるんだよねー」なんて従業員からかって遊んだりしてたバカな大人のまま。

「で、どこ行く？」「○○の○○ってまだ店にいるらしいぜ？未だにメールと電話くるよｗ」「あいつどんだけ客ひっぱるんだよｗｗｗ」いつもなら「じゃあ○○行くか」となるのだが、ひとりが「年末に行った店にいい子いたんだよ」と言うのでその店に行ってみた。

まだ時間も早くオープンしたてだったので店は貸切に近い、客よりホステスの方が多い*1お目当ての子が来た、私ともう一人が顔を見てうなずき、声を揃えて「おおーまだいたんだこの顔」失礼な話しであるが、20代前半なのに森口博子やみっちょん系の顔だったので思わず口にしてしまった。所謂昔のアイドル顔。30代なら普通にいるのに20代でもいるんだね、心の声を口に出す悪い大人でごめんね、ごめんねぇ〜

聞くところによるとギロッポンの○○○*2に居たとのこと、池袋には少ないタイプ、好みの友人は池袋か新宿の呑み屋にしか行かないので顔以外にも何か魅かれるモノがあったのかもしれない。程なくしてショーが始まるのでそそくさとチェックして店を変えた。*3

私の生まれ育った地元は学区内に商店街が4箇所位あり同級生や幼馴染の中には親が同じ商売をしていた人がいる、うちは鮨屋だったんだが、他にも実家が鮨屋の友人や、蕎麦屋、ラーメン屋、和菓子屋、電器屋、本屋等々、商売屋の家が結構ある、中には後を継いだヤツもいるのでそいつらの近況なんかを聞いたが思ったよりも店が残ってないらしい・・・地上げが盛んな土地柄ではないのでほとんどが商売に失敗ではなく余計なことをしているようである*4後を継がないから廃業もある。他には有名な教授や貿易商みたいな胡散臭い家、有名企業の創業一家の友人がいたり、遊びに行くとおやつにキャビアが出てきたりお手伝いさんがいる家があったり庶民的な家のうちから見たら不思議な家庭が多かった記憶がある。

大人になると仕事や街、サークル、ネット等々、年齢も境遇もまったく違う人達と知り合い遊ぶようになるけど、たまに地元の友人と遊んだり同じようなスタートラインに立ったであろう人達のことを聞いたり話したりすると自分の立ち位置って言うのかな、色々と再確認出来て、なんだか自分を見直すのにいいような気がする〜

あると思います。