恐れていた1ドル=90円台に突入した。

ドル安 恐怖のシナリオ

「お先真っ暗。私どもは年初から08年をこう予測していましたが、この円高で日本の景気は坂を転げ落ちるように悪化するでしょう」

 企業調査大手の帝国データバンク関係者は100円を割った円高に直面し、警戒心をあらわにする。この言葉どおり、13日の株式市場は全面安。日経平均株価終値)は1万2433円と05年8月以来の安値水準に。1ドル=90円台が当たり前になればどうなるか。「やってくるのは大倒産時代」と証券幹部は言う。

円高が直撃するのはやはり輸出産業、とくに自動車業界です。1円の円高で営業利益はトヨタで350億円、ホンダ200億円、日産140億円の減益になる。08年1―3月の為替レート(1ドル=105円)で見ればトヨタは1750億円、通期想定レートの114円なら4900億円の利益が吹っ飛ぶことになります。現在の円高は序章ですから、トヨタといえども安泰ではありません」(前出の証券幹部)

 実際、トヨタ渡辺捷昭社長は円高対応策を講じる考えだ。

「影響を受ける業種は拡大する」

 こう指摘するのは前出の帝国データバンク関係者。内需関連へのダメージも必至という。

「この2、3月と不動産、住宅、小売り、サービス業の倒産が増加し、鉄鋼、食品、建設業などの倒産件数は過去最多。取引相手の経営を危ぶむ問い合わせ件数が多すぎて数えることをやめてしまいました。倒産の直接の原因は土地の高値仕入れ、原料高、改正建築基準法などですが、問題はすでに国内産業の体力がかなり弱っていること。銀行の融資は厳しくなっており、そこへ円高が進行したら企業はバタバタいくでしょう」

 第一生命経済研究所の嶌峰義清主席エコノミストは、今期より09年3月期を心配する。

「輸出企業を中心に業績が悪化するのは目に見えてるし、そうなれば設備投資は減少、雇用にも影響が出ます。ボーナスも期待薄です」

 証券関係者の間ではサブプライム問題より円高の方が恐ろしいという声が出ている。

 大倒産時代はもう目の前だ。




浮かれてたツケがきますたよと

中小零細の不動産業者なんて将棋倒しのように潰れるんだろうなあ

それもバブル弾けた後よりスピーディーに

坂を転げ落ちるようにね(゚∀゚)



今日はアホになる日

開始日時 2008年 3月 4日 22時 0分
経過時間 12日 17時間 23分経過
吸わなかった煙草 318本
浮いた煙草代 5565円
(原価 3052円 たばこ税+消費税 2513円)
延びた寿命 1日 2時間 30分